事業承継/人材育成/業績改善
札幌市の経営コンサルタント

株式会社アステップ

Business Succession
事業承継コンサルティング

  • 02
  • 事業承継

アステップがご提供するコンサルティングの一つが「事業承継」です。
次の経営者へとスムーズにバトンタッチをしていくために、アステップでは企業それぞれの固有の課題を整理しながら経営の総合的な承継対策とサポートを実施しています。

事業承継の事例:
製造販売業A社の場合

60歳を超え、
息子に会社を任せたいと思うのだが…

Cliant Data
製造販売業A社
年商5億円:従業員20名

アステップに事業承継の相談をする製造販売業A社は、従業員20名、年商5億円の中小企業。
経営を一人で担ってきた社長が60歳を迎え、30歳の長男へのバトンタッチを真剣に考え始めた頃、アステップに相談を持ち込みました。

社長曰く、「これまでは自分一人で試行錯誤を繰り返しながら、自分独自のノウハウで経営を切り拓いてきた。それだけに、そのノウハウを息子にどう伝えていけばいいのかが分からない」とのこと。
社長のここまでの歩みや会社の現状を聞き、そして常務となっている長男とも話をしながら、アステップではまず現状把握を進め、方向性を導き出していきます。

課題は、
トップダウンのワンマン体質にあり

事業継承を進める上で、A社最大の問題はこれまで続いてきたトップダウンのワンマン体質です。トップダウン型は、中小企業が経営環境の変化を乗り越えていくために有効な方法である一方、そのノウハウが共有されない、というデメリットがあり、事業承継の段階ではこれが大きな障害となります。

こういったワンマン経営での事業承継の場合、まず取り組むべきは「受け継ぐ事柄の可視化」です。アステップでは、 会社の方針や業績管理を後継者にも見えるものへと整え、後継者にとって経営しやすい体制づくりをテーマとしてサポー トを行いました。

その時、
アステップの取った行動とアドバイスは

中野貴英

具体策として、アステップでは2つの方法を取りました。
1つは、後継者を中心に幹部候補メンバーを集め、毎月勉強会を開催し、財務管理、業績管理などの知識を深める機会を作ること。

そしてもう1つ大事なのが、その知識を活かして後継者自身が考え、そして都度社長へ提案を行うこと。
例えばコンサルタントから一方的に教えられる知識というのは、その場では理解したつもりでも、なかなか本人にとって本当の知識とはなっていきません。
だからこそアステップでは、後継者自身に仮説を考えてもらい、そして社長が考えている現実とのズレを把握してもらうことで、真に見える、真に理解できる形で事業の承継を進めていきます。

Voice!

クライアントからの
評価コメント

【後継者から】
まず、中野先生にお会いできたことが自分にとっての人生の転機になりました。
もやもやしていたものが自分の中ですっきりしてきて、以前に比べて深く考えるようになり物事の本質を捉えられるようになったと感じています。
中野先生がいつも言うように「考える癖」が身に付いてきたからだと思います。自信がつきました。

【社長から】
以前は、息子は何も分かっていないと感じる議論が多かったため、「大丈夫かなぁ」と正直なところ思っていました。
また、経営コンサルタントに頼むことは過去経験もなく、どうなんだろうと不安もありましたが、息子の中野先生に対する信頼が強まっていくのを見ていると社外の他人だからできることなのかもしれないと感じました。
息子はまだまだ多くのことを身につけなければいけないと思っていますが、考え方が随分しっかりしてきたので、少し安心できるようになりました。
また息子だけではなく、私自身もいろいろ学ぶこともあったので、中野先生に頼んで本当に良かったと思っています。